華道や茶道など日本の芸道は単に花をいけるため、茶を飲むためだけでのものではありません。かつては、武士道の精神の修練の一つでもありました。
心を平穏にして、清らかな状態で花に向かい合います。
それは数回経験しただけでは得ることのできないものです。長い時間の中で体得していくものです。
我々の目指すのは「極める」ことです。それは以下のような過程を踏んでいくものと考えています。
「出来るようになる」
繰り返し練習し修練を積むことにより「出来るように」なる状態
「使いこなす」
出来るようになるとどんな状況でも適切に使うことができる状態
「極める」
誰よりも早く、強く最大限に力を発揮できる状態