いけばなに使う道具についてご紹介いたします。
花鋏
まずは花や枝を切るために必要なのは鋏です。古流では「古流鋏」という蔓のついた鋏を使います。これでかなり太い枝も切れます。
まずは花や枝を切るために必要なのは鋏です。古流では「古流鋏」という蔓のついた鋏を使います。これでかなり太い枝も切れます。
鋸(のこぎり)
特に太い枝をためる時や枝を切る時に使います。歯が細かいものが扱いやすいです。
鉈(なた)
鉈は特に太い枝などを削る場合に使います。
※普段のお稽古では使う場面は少ないです。
ポンプ(霧吹き)
このステンレスのポンプは「河骨」などの特殊な花の水揚げに使われます。霧吹きとしても使うことができます。
剣山
古典の花では使いません。主に広口の器、水盤などのに花を留めるために使います。
昭和の初め頃創案されたといわれています。現在は手軽に安易に花が留められるため、よく使われています。素材も真鍮、ステンレス、さびにくい加工がされたものなどがあります。
剣山直し
剣山のハリは曲がりやすかったり、剣山の隙間に茎が挟まった時に役立ちます。
花包
花をいけるときに広げて使って、生け終わったら、花を包んで持ち帰ります。エプロンになるものもあります。